古文書の整理風景~150年分の歴史を紐解くために

久敬社創設から今年(2021年)で143年。役員と有志数名が寸刻を惜しんで整理作業に励んでいる。
今はもっぱら書庫やダンボール箱から取り出し,内容を確認しながらタグ付けをして,長期保存に有効な中性紙の袋へ一つずつ収納している段階だ。
次の段階では,ジャンル別や時系列等にグルーピングをして総目録を編纂し,並行して解読を進めるロードマップを描いている。
何れにしても将来的には,保管や保存に留まらず,遍く一般に公開し,研究に供することを目指したい。
その先に久敬社が,近代史や郷土史研究,公開講座等の一拠点となっていければ素晴らしい。
作業は緒についたばかり,これからだ。