新着情報news

久敬社塾 > 新着情報 > 4月3日、男子8名・女子10名を迎えて入塾式を開催しました

イベント・行事

2022年04月04日

4月3日、男子8名・女子10名を迎えて入塾式を開催しました

4月3日、男子8名・女子10名を迎えて入塾式を開催しました

入塾式は緊張の面持ちで粛々と

桜花咲き乱れる春爛漫の4月3日、理事長以下役員・塾監・在塾生同席のうえで令和4年度入塾式を開催しました。
今年度の新入塾生は男子8名、女子10名の総勢18名で、昨年より8名も増えました。昨年初めて女子学生を受け入れ、新生久敬社塾のスタートから2年目の春となりますが、日を追って入塾希望の方が増え、定員を超えたことからお断りせざるを得なかった方々には深くお詫び申し上げます。

新入塾生の皆さん!新型コロナの影響でできないことも多々あるかと思いますが、その分できることに全力で取り組み、新しいやり方を探求して、やりきった!と胸を張れるような思い出深い学生生活にしていきましょう。

式では、次の方々からお祝いの言葉をいただきました。
【理事長 古賀栄一 
入塾おめでとう。これから数年間ここで生活することで、貴方達の人生は大きく変わるでしょう。久敬社で生活を共にすれば、知らず知らずのうちに自然と成長ができることを皆さんに約束します。これにちなんだことわざを、私からのメッセージとして2つ紹介します。

1.門前の小僧習わぬ経を詠む  〜寺の門前で遊んでいる小僧でも、いつも見聞きをしていれば、習わない経が読めるようになるように、繰り返し見聞きできる環境(久敬社)にあれば自然とその知識が身につくようになるということです。
2.勧学院の雀は蒙求をさえずる ~勧学院の軒端の雀は、学生が蒙求を読むのを聞き習ってそれをさえずる。久敬社で常に見たり聞き慣れたりしていれば、自然に学びの収穫があるということです。

遠慮なく先輩に問いかけ、相談して、知識やスキルを身につけてください。そうして、社会に出て、我が国の未来を力強く支えてください。我々の老後もまた支えてください。

【名誉顧問 小笠原一憲
今日晴れて入塾式を迎えられた皆様、誠におめでとうございます。郷里のご家族の方々、関係者の皆様にも心よりお祝い申し上げます。 新型コロナウイルスの蔓延で自由活発な生活ができない状況が続いている中、皆様を久敬社塾と共に歩むファミリーとしてお迎えできたこと、昨年に続いて多数の女子塾生が誕生したことを大変嬉しく思います。
さて、久敬社塾の玄関に唐津くんちの曳山と共に私の祖父小笠原長生の銅像が飾られています。旧海軍軍人であり書道家・執筆家でもあった祖父が書き残した文言が「至誠」。「人間としての最大の喜びとは誠実に生きること。若きものは英雄を目指し、日本を牽引するものとなれ」。明治大正の時代を生きてきたので少し古い表現ですがよく申していたようです。
これから家族と離れた新生活が始まります。慣れるまで時間はかからないと思います。理事長以下役員の皆様や塾監がきっと貴方達の学生生活の助けになってくれます。 皆様がこれから充実した勉学と研究の日々を過ごされ、主体的に自己形成を成し遂げられるよう、また、友人をたくさん作り、スマホ等に頼らない、顔を見合わせた議論を交わし、有意義な学生生活を送られることを期待しています。
簡単ですがお祝いの言葉とさせていただきます。本日は所用のため皆様にお目にかかれないことをお詫びいたします。
※山崎塾監が代読

在塾生代表 塾長 宮崎圭梧
新入塾生の皆さん入塾おめでとうございます。昨年初めて女子学生が4名入塾され、今年はさらに多くの女子が入塾されることになり、男子の入塾生もぐんと増えました。久敬社塾はいっそう楽しく賑やかになります。みんなで共に成長してまいりましょう

理事・塾監 山崎信也
先ずはご入学おめでとうございます。心より歓迎申し上げます。 今、皆さんは大きな目標に向かってどういうふうに取り組んでいくかを考えておられると思います。頑張ってほしいと願っています。
久敬社の歴史をご存知でしょうか?明治4年の唐津藩の耐恒寮からスタートしています。追い追い耐恒寮のレクチャーをしてまいりますが、「若者の育成は先ず学問にある。先端の知識を学ぶ者を性差に関係なく受け入れた」のがこの耐恒寮です。学ぶ意欲を持つ若者を、学ぶ学徒を、飛躍の学徒を大事にすることは、久敬社の使命です。交流を重ねる中で、自分の高い目標に向かって切磋琢磨してほしいと思います。
久敬社の良いところは、コロナ禍でオンライン授業を受けている中でもリアルに交流ができることです。自分の判断が上手くいかないことも多々あるでしょうが、メンタルのコントロールが大事です。久敬社は独りぼっちにさせません。目指す方向をしっかり確認しながら、相談すべきは相談して自分を見つめて進んでほしいです。久敬社は学ぶ学徒が飛躍できるよう精一杯サポートします。

晴れやかに和やかに祝賀会

式の後は春香匂う豪華な松花堂弁当を食べながらの祝賀会でした。このような時期ですから残念ながら原則黙食でしたが、慣れないセレモニーの緊張感から解放されて、新入塾生からはちらほらと柔らかな笑顔が伺えました。 食後には新入塾生から一言ずつ抱負を述べてもらいました。初めて出会う人の前で抱負を言うのは、かなり緊張したと思いますが、しっかりと自分の思いを伝えてくれました。みんなのワクワク、ドキドキした気持ちがとてもよく伝わってきました。
 

 

一覧へ戻る