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2023年05月30日

いちごいちえ。6月の献立表です

いちごいちえ。6月の献立表です

かつてイチゴは、露地栽培が専らで初夏に食する果実でした。しかしながら、他の果実同様に今やハウス栽培が主流で、12月~1月が最大の需要月となり、クリスマスケーキのデコや正月の食卓を彩る食材として重宝されています。その時期に合わせて品種改良を重ねハウス栽培技術を磨いてきた生産者や、素早く店頭に届ける流通業者の方々の努力には頭が下がります。

さて、イチゴの収穫量日本一の都道府県はどこかご存じですか。「とちおとめ」や「スカイベリー」でお馴染みの栃木県ですよね。では、2番目・3番目はというと、福岡県、熊本県と続き、佐賀県は8番目に位置しています。しかし、人口一人あたりでいうと、佐賀県は栃木県に続き全国2番目の収穫量を誇るイチゴ王国です。最近では相知町で開発・栽培された「雪うさぎ」「天使の実」などの白イチゴがたびたびメディアに取り上げられ、最高級の肉質を誇る「佐賀牛」人気も止まることを知りません。ちなみに、養殖板海苔(今年は有明海産が不作で、ずっと1位だったのが2位にランクダウンしそう…)や二条大麦、ハウスミカンは収穫量1位、玉ねぎやアスパラガス、レンコンは2位と頑張っており、佐賀県の農業・畜産業もずいぶんスマート化が進んできました。

お手軽レジャーとしてファミリー層に大人気のイチゴ狩りは今年も早くから予約満杯、生産者やイチゴとの一期一会(いちごいちえ)に感謝し楽しむ人々でいっぱいだったようです。2月中旬~3月に始まったイチゴ狩り用の農園はもうそろそろ閉園し、7月からはブルーベリー農園の新シーズンが始まります。収穫量の2位は東京都(日本一は長野県)で、都道府県面積に占める栽培面積の割合は東京都が1位です。生食やジャム用として最大の消費エリアに至近であること、比較的育てやすいのが理由でしょうか。多摩市・町田市・八王子市などでの栽培が盛んで、ブルーベリー狩りを楽しめる観光農園も数多くあります。比較的久敬社から近いところにあるので、疲れた目と心を癒すために出かけてみるのも一考ですね。

さて、6月度の献立表はコチラです。イベントメニューは27日の火曜日、<フランスパン><夏野菜のペペロンチーノスパゲッティ><海老フライ><スープ><フルーツプリンのホイップ添え>です。気温と湿度が上がる一方、体力はダウンしがちな季節に入りますので、食事はしっかり摂りましょう。

※写真は、28日に実施された塾祭&BBQのデザート用に、OBのAさんより差し入れられたイチゴです。
塾生一同 「先輩、ご馳走さまでした!」

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