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2022年10月29日

お天気のことわざ ”観天望気”。 11月の献立表です

お天気のことわざ ”観天望気”。 11月の献立表です

長い年月の間に当たらない言い伝えは廃れ、当たるものは残されています。
例えば、「朝焼けの日には夕方から雨になる」、反対に「夕焼けの日の翌日は晴れる」。「秋の夕焼け、鎌を研げ(明日は晴れるから農作業の準備をしておけ)」とも言いますね。中学か高校のときに習ったような、聞いたような・・・このような天気に関する伝承を『観天望気』と称します。海上保安庁の関係団体の統計によれば、朝焼け⇒雨になる的中率は63%、夕焼け⇒翌日晴れは66%です。感覚的にはもっと高率のような気がしますが。

富士山に関する『観天望気』も多くあります。「笠雲がかかると雨になる」は75%、「笠雲と同時に少し離れた空に俵状の雲が浮かぶと雨になる」のはもっと高くて85%の確率だそうです。

海辺で暮らす人たちにも、さまざまな伝承が生きています。「カモメが低く飛んだり、里近くにきて鳴けば翌日は雨」、「波音が近くに聞こえるときは雨がくる」。「水平線がノコギリの歯のようにギザギザに見えるときは海が荒れ始める」ので、漁師は出漁をとりやめる。沖合がすでに荒波になっているからです。また、「夜、天上の星が瞬くように見えたら天気が崩れる」兆候。上空を強風が吹いているからです。

秋の深まりとともに、気分のいいときも優れないときも、何気なく大空を仰いだり、遠くの景色を眺めやることが多くなりました。科学的根拠のあるもの、昔の人の知見が引き継がれているもの・・・長く伝承を重ね、生活に密着した観天望気は数多あります。頭の片隅に置いておけば得することがあるかもしれません。

11月の献立表とスペシャルメニュー

献立表はコチラ(2211)です。
スペシャルメニューは28日(月曜日)の夕食で、ミックスグリル・バターライス・ミネストローネスープ・シーフードサラダです。

では、存分にお召し上がりあそばせ。

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